概要 †
解説 †
- 受信料という盤石の基盤を持つ公共放送である。
- 2017年の事業収益は7204億円であり、キー局を上回っている。
- 紅白歌合戦というお化け番組を抱えている。
- 幼児向けの番組も豊富であり、「おかあさんといっしょ」や「いないいないばあっ!」は超人気番組である。
放送総合職 †
- 2万人が受験し、300人が内定となる。
- 番組制作取材系(アナウンサー含む)と放送マネジメント系に分かれる。
- 選考は3回と明記しているが、2.5次面接を行われた人も多く、実質4回の人もいる。
- 民放と比較すると筆記試験の重要度は高い。
- 面接の合否は全て翌日。
- 内定連絡は面接当日当日。
- 不合格の連絡はないので改善することが望ましい。
- 1次面接2次面接の面接官は意図的に和やかであり、2.5次は意図的に不愛想。
- 放送局の中では最も筆記試験が重視される。新聞社試験の見まがうほどの内容である。
日程 †
- 4月:書類締切
- 5月中旬:書類結果
- 6月初旬:1次試験、2次試験
- 6月中旬:3次試験
書類 †
- あなたが働く場としてNHKを志望した理由と、NHKでやってみたい仕事(第1希望)を具体的に述べてください。400 字
- 「NHKのニュースあるいは番組」について考えていることを具体的に述べてください。(番組の感想・批評などでも結構です)300 字
- 学生時代に取り組んだことについて述べてください。 400 字
- 最近関心を持った社会的な出来事や疑問に思うことをあげて、あなたの考えを述べてください。500 字
- 「私はこうして“壁”を乗り越えた」をテーマに、あなたの体験に即して述べてください。500 字
- 自由記述欄 350 字
- NHK以外にも就職を考えている会社名(試験日・内定状況等) 200 字
筆記試験A †
- リクルート作成の筆記試験。
- テストセンターにて
- 性格適性検査、基礎能力検査、英語検査
1次面接 †
- 1-1の個人面接15分〜20分
- 2-1の個人面接の場合もあり。
- 面接官によって質問が報道よりか制作よりかにわかれる。
- NHKで何をしたいか。
- NHKの報道、制作について何を思うか。
- 志望する職種に関する仕事内容への思いなどの質問。
- 民放と比較すると随分と丁寧に話を聞いてくれる。
筆記試験B †
- 人によって実施されるタイミングは異なるようだ。
- 2次面接の前後が多い。
- 作文、時事問題・一般教養
2次面接 †
2.5次面接 †
- 単なる面接の場合もあるし、番組を見ての集団討論の場合もある。両方の時も。
- 今時珍しい圧迫面接。
最終面接 †
採用人数 †
待遇 †
- 大卒 213,360円
- 院卒(修士)226,360円
- 25歳500万円、30歳650万円、33歳900万円、40歳1000万円程度。
- 基本給が低いために残業代で賄われるが、裁量労働制のために22時より前は残業代が発生しない。必然的に何も用事がないのに22時以降に働くこととなる。
- 賞与は6か月。評価は4段階に分かれ、一番上と一番下では数万円程度違うと。
- キー局と比較すると7割程度の給料。その分企業年金や退職金が充実している。
- 記者は100時間まで残業代が申請できる(うち60時間は記者手当で賄われる)。
- 休暇
- 有給休暇:初年度は12日、2年目以降20日です。
- クリエイティブ休暇:1年で連続5日の休暇
- リフレッシュ休暇:10年、20年、30年勤続者に連続10日の休暇
- その他の休暇:結婚休暇、産前産後休暇、母性保護休暇、妻出産休暇、看護休暇、介護休暇、積立休暇など
- 育児休職:子が満2歳に達する日まで、男性も女性も取得可能
- 配偶者同行休職:配偶者の外国勤務に同行したときは、3年以内で取得可能
- 若手職員は地方のどさ回り。
コメント †