概要 †
解説 †
- 国内航空業界の2トップであり、世界的知名度も備えている会社である。
- 航空業界という参入障壁の高い業界に位置しており、安定性も魅力の一つと言われている。
- 「空の旅」「世界を」などと耳障りのいい言葉を投げかけるイメージプロモーションがばっちりであり、1990年代以降は常に就活生の入りたい企業ランキング上位に位置している。
- 例えば「文系女子就職企業人気ランキング~マイナビ2020・日本経済新聞」では、
1位 全日本空輸(ANA)
2位 JTBグループ
3位 日本航空(JAL)
4位 東京海上日動火災保険
5位 ソニー
となっており、1位と3位を占めている。ただ、このラインナップを見ればわかる通り、回答者に深い考えはない。
- JAL破綻後はANAの方が人気のようだが、これもイメージである。
- コロナ禍により航空需要は減っている。需要減少は賞与に影響が出ている。国土交通省の航空輸送統計調査によると、2021年度の国内線の旅客数は、前年比47.1%増の4,969万人、国際線は117.3%増の176万人であった。コロナ前の2019年と比較しすると、国内線は51%減、国際線は91%減の水準となっている。
- 航空業界の売り上げは以下のようになっている。Ⅱ021-2022
順位 | 企業名 | 売上高(億円) |
1 | ANA HD | 10203 |
2 | 日本航空 | 6827 |
3 | スカイマーク | 471 |
4 | AIRDO | 273 |
5 | ソラシドエア | 261 |
- 文化放送キャリアパートナーズ(東京都港区)の就職情報研究所が9月に発表した「2023年入社希望者 就職ブランドランキング」によると、全日本空輸(ANA)が「86位」、JALが「92位」と、ともにトップ50位にすら入らなかった。
- 就職活動に関するあらゆるランキングで上位に入ってくる。
- 知名度とイメージのわりに待遇は良くないというか悪い。
給料 †
- 総合職に関して示す。
- その知名度にしては給料は安い。
- 特にJALは破綻後に給料が下がっている。
JAL †
- 破綻前は高給企業だったが破綻後は下がっている。
- 31歳550万円
- 35歳700万円
- 40歳900万円課長
- 50歳1000万円弱
ANA †
- 基本給が低く、ボーナス依存の給与体系である。好調時は6か月になるが、不調時は4か月程度となる。
- コロナ期は2年間ボーナス0であった。
- 1年目350万円
- 5年目550万円
- 6年目600万円
- 10年目700万円
- 35歳850万円
- 50歳部長1400万円
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