専門職と企業群

概要

名称日本プロサッカーリーグ
創立1991年11月
人数J1 555人
J2 668人
J3 536人
(2022年)
平均年齢25.71歳
平均引退年齢26歳
年収ランクJ1リーグ2600~2999万円

解説

  • 日本プロサッカーリーグ所属の選手について解説する。

給料

  • A~Cの契約にわかれる。
  • 年俸の上限がない「プロA契約」は1チーム原則25人までと人数が限られている(J1チームは15人以上、J2チームは5人以上が義務)。「プロB契約」と、「プロC契約」の年俸は、上限が480万円。その結果、J2ではサラリーマンの平均年収ほど、J3ではフリーターのような稼ぎにしかならないのだ。
  • Jリーグの契約は、年俸上限480万円のC契約からスタート。J1は出場450分、J2は900分、J3・JFLは1350分をクリアした場合、A契約締結の権利を得ることができる。B契約も年俸上限はC契約と同じ480万円でA契約を結べなかった選手が該当。A契約は年俸上限がない一方で、登録人数制限は1チーム原則25人まで。最低でもJ1のチームは15人、J2のチームは5人以上とA契約を結ぶことが条件とされている。また、Jリーグのプロ契約は最長5年間。18歳未満の選手は最長3年間となる。
  • 単なる世襲の営業マンである騎手にも劣る年収である。あちらは3000万円以上だが、J1でイニエスタ君を抜いたら3000万円を割ってしまう。サッカー選手になるためには恵まれた才能と多大な努力が必要であるが、何も研鑽を必要としない騎手に負けているのは腑に落ちない。これもJRAという利権組織がバックについているためであろう。
  • 試合に出場したり勝利したりするともらえる試合給という概念があるようだが、上記公表数値は試合級を満額もらえた場合の数値のようであり、上記以上の上積みはないようだ。参考→知恵袋

J1

  • 2022年 J1リーグ 3359万円、平均年齢27.02歳、平均登録選手数30.8人
  • ただし、イニエスタ君の年俸が20億円と突出しているので、20億÷500人=400万円分ぐらい平均を押し上げている。
  • 実質の平均値は2900万円ぐらいか。

J2

  • 平均年収は500万円程度と言われているが、、、、
  • トップ選手は1~2億をもらっている。
    チーム人件費(万円)
    294000
    大宮154700
    千葉115300
    長崎102900
    横浜FC91600
    京都89500
    徳島89200
    福岡78400
    新潟72200
    東京V71300
    甲府70700
    岡山63400
    山形54900
    山口52700
    岐阜46100
    愛媛40600
    町田40200
    栃木36500
    水戸32100
    金沢31100
    鹿児島29600
    琉球25200
    合計1682200

表:2019年の人件費

  • J1でチーム人件費25億円、J2で8億円ぐらい。つまり、J1の1/3程度の人件費となる。
  • ということは、世間で言われている500万円ではなく、900万円ぐらいか。ただし、「チーム人件費」は選手だけの人件費ではないため単純比較はできない。
  • J2の場合はB契約が多くなることから、必然的に480万円以下となる選手も多くなる。

J3

  • J3になるとチーム人件費は2億円ぐらい。J2のさらに1/3~1/4ぐらいだ。
  • J3のクラブは「プロ契約選手の保有人数が3人以上」という規定になっており、契約者の大半がアマチュア選手となる。そのため、J3からの給料で生活している人は少なく、サッカー以外の仕事をしている兼業選手がほとんどとなる。
  • J3の平均年俸は、「アルバイト程度」と表現される。

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