概要

認定開始
受験資格大学卒業
3年制短大卒業
専門学校卒業
管轄厚生労働省
日程試験:2月中旬
合格:3月下旬
形式マーク式
受験料11,300円
合格率80%
分類医療
勉強時間
HPmhlw.go.jp

解説

  • 医師の指示のもとで検査を実施する。
  • 検査は2種類あり、生体の一部を採取して行う検体検査と、直接患者に行う生理検査に分けられる。
  1. 検体検査:採血採尿、病理検査
  2. 生理検査:心電図、エコー
  • 検査の実施だけでなく、医師に検査所見をわかりやすく伝えたり、問題所見を伝えなければいけないため、検査所見の読み取りをする力を養わなければいけない。
  • コメディカルの中ではやや知識重視の立ち位置であるが、手技もある程度できなければいけない。
  • 特に、エコー技師や病理技師の知識に関しては非専門領域の医師を凌ぐこともあり、臨床でも頼りにされる存在である。
  • 臨床検査技師の人数は2020年時点で61,350人であり、男性17,820人、女性43,530人となり、女性比率は7割となる。
  • 「臨床検査技師は就職先がない」と言われることがある。これは、看護師が病院だけでなく診療所での求人が多いことや薬剤師も病院だけでなくドラッグストアでの求人があることと比較し、臨床検査技師の就職先は病院(+健診センター)であり、就職施設に柔軟性がないためである。ただ、臨床検査技師の有効求人倍率は2016年2月のデータで1.46倍であり、全職種を合わせた有効求人倍率の1.28倍を上回っている。他コメディカルと比較すると、看護師が2.86倍、診療放射線技師が2.19倍、臨床工学技士が1.46倍であり、確かにコメディカルの中では低めとなっている。

給料

  • コメディカルの中では普通というか、取り立てて多くもなく少なくもない。
  • 薬剤師看護師の次の群である。夜勤手当が少ない分だけ看護師よりも劣る。
  • 厚生労働省「賃金構造基本統計調査」においては500万円弱とされることが多い。

問題

  • 多肢選択方式(マークシート)
  • 問題数:200問(午前:100問、午後:100問)
  • 試験時間:9:30~12:00(午前)、13:30~16:00(午後)

合格率

受験合格合格率新卒合格率
682022
6720215,1154,10180.291.5
6620204,8543,47271.583.1
6520194,8173,62075.286.5
6420184,8293,82879.390.5
6320174,7393,72978.789.9
6220164,4003,36376.487.4
6120154,2983,52882.193.8
6020144,1483,36881.294.3
5920134,0973,16277.2
5820124,0123,02775.4
5720113,9592,65267
5620104,0602,75367.8
5520093,7012,65771.8
5420083,9972,94773.7
5320074,0243,00474.7
5220064,0712,96872.9
5120054,2053,16475.2
5020044,9313,89479
4920034,5702,57056.2
4820024,4783,04668

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