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経営士

概要 †

解説 †

• 一般社団法人日本経営士会が認定している経営コンサルタントの資格である。
• 日本経営士会は、経営士・経営士補・環境経士の資格の審査、及び付与を行う団体である。1951年に創立され、1955年に社団法人認可、2013年に一般社団法人へ移行した。人材の育成だけでなく、企業の経営のコンサルティングも行う。
• 民間コンサル資格では抜きに出る存在ではあるが、知名度がないことと、上位互換に中小企業診断士が存在することで、比較的簡単に取れるコンサル資格の位置に収まってしまっている。

• 2022年時点で800人程度の経営士が存在する。
• 受験者も合格者も年に数名程度である。
• 難易度に関しては0から試験を受けようとするとそこそこ難しいが、科目免除制度が豊富であり、なおかつ簡単に免除してもらえるので、それを利用すると資格取得難易度は大きく下がる。

試験 †

• 共通試験：2時間の論述問題
• 専門試験：経営・生産・販売・マーケティング・人事・財務・情報という専門科目より2科目を事前に選択し、3時間で解答する。
• 面接や業務経歴書も審査対象となる。
  日本経営士会が主催する養成講座のコア授業60時間を受講すると、筆記試験が免除される。
• 経営指導の実績が継続7年・通算10年あったり、経営コンサルティンを主とする企業の経営者からの推薦など、日本経営士会の条件に当てはまる者は、学識や経営支援の実績が顕著とされ、筆記試験のうちの専門試験が免除される。

経営士への道筋 †

1. 経営士試験に合格する
2. 経営士養成講座を修了する
   全10日間、受講料は22万円である。
3. 経営士補を経る
   所定の講座を受講することで科目試験が免除され、書類審査と口頭試問だけで経営士補となることができる。

コメント †

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