概要

認定開始1997年12月12日
受験資格4年間の福祉教育
分類国家資格
法律精神保健福祉法
管轄厚生労働省
分野医療、心理
属性名称独占
日程出願:9月
試験:2月
合格:3月
受験料24,140円
HPhttp://www.sssc.or.jp/seishin/gaiyou.html

解説

  • 1997年に認定開始となった比較的新しい国家資格であるが、それ以前は精神科病院にて「精神科ソーシャルワーカー」としてケースワークを専門とする業務を行っていた。
  • 現在も、名称こそ違えど、主に精神科病院や保健所にて精神疾患を抱える患者の環境調整を中心とする業務に従事する。
  • 患者の転院調整やグループホーム入所などの調整をおこなう。また、外来診療時でも患者が適切な社会サービスを受けることができるように取り計らう。
  • PSW:Psychiatric Social Workerとも言われる。
  • 主な勤務先は医療関係32.4%、障碍者福祉施設30.8%、行政関係11.3%となっている。
    ※2015年度精神保健福祉士就労状況調査結果
  • 精神科病院では精神保健福祉士の配置加算が取れる。

給料

  • 給料は高いとは言えず、一般の病院職員と相違ない場合がほとんどである。
  • 資格手当は付かない場合が多く、資格手当のある病院は25%程度である。
  • 看護師薬剤師と比較すると見劣りする。

試験

  • 4年間の福祉教育を受け、65%の合格率ということであり、なかなか厳しい選抜が行われている。

受験資格

  • 福祉系大学において指定科目を履修する。2~3年制の短期大学の場合は、1~2年の相談援助実務を経験する必要がある。大学+実務で合計4年になることが求められる。
  • 卒業見込みの者も含む。
  • 一般大学においては大学卒業後に一般養成施設にて1年以上の養成課程を経る必要がある。
    hoken.png
    図:非常にわかり辛いが、社会福祉振興試験センターの受験資格を表す図である。

合格率

実施年区分受験合格合格率合格点
2022246502426765.6%
2021236,1653,95564.2%94
2020226,6334,11962.1%90
2019216,7794,25162.7%87
2018206,9924,39962.9%93
2017197174444662.0%91
2016187173441761.6%86
2015177183440261.3%91
2014167119414958.3%81
2013157144406256.9%72
2012147770486562.6%73
2011137233421958.3%73
2010127085448863.3%78
2009117186443461.7%80
2008107375445660.4%80
200797434448260.3%79
200687289447061.3%82

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