概要

認定開始
受験資格獣医学科卒業
管轄農林水産省
日程試験:2月中旬平日
合格:3月中旬
形式マーク式
問題数必修50問
学説160問
実地120問
受験料18,900円
合格率80%
分類医療
勉強時間
年収ランク【10】800~999万円
HPhttp://nichiju.lin.gr.jp/

解説

  • 動物の健康管理や伝染病予防などの業務にかかわる動物医療の専門職である。
  • 医師歯科医師など、医療職と言われている多くの職種は人間を対象としているため、動物を対象とする獣医師はそれらと一線を画している。
  • 医療系資格において、学部入試難易度としては医学部が最上位ではあるが、その次に獣医学部が続き、国立獣医学部の中には医学部平均よりも難易度の高い大学もある。しかし、医学部受験者と獣医学部受験者はバッティングせず、「医学部がだめなら獣医学部」ではなく、医学部断念組は歯学部に流れる。これは、上述の通り医師は人を対象としているのに対し、獣医師は動物を対象としているため、仕事内容が全く異なるからだ。また、下述するが、稼ぎの点でも医師はおろか歯科医師と比較しても大きく落ちるという点があり、医学部から流れづらい環境にある。
  • 歯科医師以上に「病院」という勤務先はなく、病院と言えば大学病院ぐらいとなる。他は町中の動物病院(規模でいえば診療所)であり、ペット系臨床での進路幅は狭い。ただ一方で、ペット系以外の進路は豊富であり、製薬会社や自治体の公務員、JRAにも就職できる。働き方としてはより会社員的である。

給料

  • 勤務獣医師であれば給与所得者の平均+数百万円といったところか。500万円~800万円がボリュームゾーンである。
  • 厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」(平成30年)https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/chinginkouzou.htmlによると、勤務獣医師のみの平均年収(万円)統計は以下の通りである。
年齢
20代前半359330
20代後半503451
30代前半560592
30代後半739580
40代前半722901
40代後半543653
50代前半727
50代後半832
  • 開業した際は、医師のように保険診療ではないので、下限値はなく安定感も薄れるが、その分上限値もないため、うまくやることで稼ぐことはできる。
  • 勤務獣医師でも1000万円は狙えるようだ。参考:https://vsuccession.com/2019/09/25/vol-3/

合格基準

  • 必修70%
  • 学説、実地60%

合格率

獣医師国家試験

給料

獣医師の給料

コメント

コメントはありません。 コメント/獣医師?

お名前: