概要

認定開始1951年
受験資格なし
管轄国土交通省
試験期間出願:8月
筆記:10月
口述:11月
形式
受験料6,800円
合格率
分類
勉強時間500時間
HPhttp://jmpcaa.org/main/

解説

  • 海の法律代行業者であり、船の持ち主にかわって船の登録や登録内容の変更の手続・船の安全性検査の申請手続をするなど、海事手続を行う海事法令の専門家である。
  • 海の行政書士、海の司法書士と言われている。
  • 八士業?の一つである。
  • 誰でも受験はできるが、欠格事由に当たる者は海事代理士となることはできない(例:未成年者)
  • 合格率は50%前後であり、八士業の中でも圧倒的に高い。これは受験者の質が非常に高く、気象予報士試験のようにファッション層が全くいないためである。気象予報士試験は合格率4%であるが、海事代理士試験の方が圧倒的に難しい。

給料

  • 司法書士や行政書士と比べて海事代理士は専任で働く人が少なく、平均的な給与・年収を割り出すのが難しい。多くの海事代理士は司法書士と兼業したり、行政書士と兼業したりして収入を確保している。
  • 独立も難しく、よほど海運業界に顔の広い人でなければ1000万円は難しい。

試験

  • 筆記試験
    分類科目配点
    一般常識憲法10
    民法10
    商法 (海商法10
    海事法令Ⅰ船員法20
    船舶職員法及び小型船舶操縦者法20
    船員職業安定法10
    国土交通省設置法10
    海事法令Ⅱ海上運送法10
    港湾運送事業法10
    内航海運業法10
    海上交通安全法10
    港則法10
    海事法令Ⅲ船舶法20
    船舶安全法20
    船舶のトン数の測度に関する法律10
    造船法10
    海上汚染及び海上災害の防止に関する法律10
    国際航海船舶及び国際港湾施設の保安の確保等に関する法律10
    220
  • 口述試験
  1. 船舶法
  2. 船舶安全法
  3. 船員法
  4. 船舶職員及び小型船舶操縦者法

合格基準点

  • 筆記試験の合格基準は、220点中132点以上(60%以上)の得点且つ受験生全体平均点以上の得点をとったものとされている。
  • 口述試験の合格基準は、4科目の総得点40点の60パーセント以上の得点をあげた者。

合格率

実施年受験合格合格率
202130216755.3%
202028815654.2%
201928815654.2%
201830315751.8%
201729014249.0%

資格取得

  • 海事代理士試験に合格した者
  • 行政官庁において十年以上海事に関する事務に従事した者であって、その職務の経歴により海事代理士の業務を行うのに十分な知識を有していると国土交通大臣が認めた者

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