専門職と企業群

解説

  • 政府系金融機関とは、国の政策を実現するための金融機関であり、特別な法律に基づいて運営されている。
  • 以下の機関が政府系金融機関に該当する。
  1. 日本政策投資銀行DBJ
  2. 日本政策金融公庫JFC
  3. 国際協力銀行JBIC
  4. 商工組合中央金庫
  5. 沖縄振興開発金融公庫
  6. 独立行政法人住宅金融支援機構 
  7. 独立行政法人奄美群島振興開発基金
  8. 独立行政法人福祉医療機構
  • 民間金融機関とは異なる使命感や格式があり、就職活動においては安定した人気を維持している。
  • 給料よりも社会的地位を重視した人に人気である。
  • 特に1~4までの金融機関が人気である。
    リテール営業がなく、国の事業支援という何と無くかっこよさげなテーマがあり、お金には変えられない魅力がある。
  • 「政府系金融機関」という聞こえはいいが、待遇に関しては公務員ベースであり、完全な庶民である。下手すると一流大学の平均値以下である。
  • いかにも就活生が好みそうな「政府系」「政策」といったワードがちりばめられており、過大評価をされている業界の一つである。
  • 総合商社やMBB辺りとも併願され、総合商社を蹴ってJBICに行く人もいる。
  • 格付けとしては以下の通りになる。
    JBIC>DBJ>>JFC>商工中金

給料

  • 社会的地位はメガバンクよりも高いが、平均的な給料は劣る。ただし、DBJは高い。

DBJ

  • 年功序列だが若いうちの上昇率はいい。
  • 28歳750万円
  • 医療費1割負担、住宅手当4万円、勉強補助80万円
  • 30歳1000万円以上
  • 35歳1300万円程度
  • 40歳1600万円

JFC

  • 1年目300万円
  • 25歳400万円
  • 30歳600万円
  • 35歳750万円
  • 40歳1000万円
  • 47歳1250万円
  • 52歳1400万円
  • 退職金は3000万円以上
  • 社宅は1万円程度で利用可能

JBIC

  • 少数精鋭であり年次を重ねるだけで出世ができる。半数は部長に昇格する。
  • 1年目300万円
  • 4年目600万円
  • 8年目800万円
  • 15年目1200万円
  • 25年目1500万円
  • 途上国への駐在となれば可分所得は大きく上がる。
  • 管理職以降の給料は頭打ちとなる。
  • 民間金融機関よりも少し少ない。政府系金融機関の中では高い。

農林中金

  • 総合商社などの高給企業と比較すると安いが、借り上げ社宅制度も考慮すると+200万円程度の生活水準となる。
  • 30代で大きく伸びる。
  • 3年目500万円
  • 30歳900万円
  • 32歳1000万円
  • 35歳1200万円
  • 部長は2000万円以上
  • 社食が1食130円
  • 住宅補助は単身35000円、扶養あり70000円
  • 30歳900万円

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