専門職と企業群
解説 †
- 政府系金融機関とは、国の政策を実現するための金融機関であり、特別な法律に基づいて運営されている。
- 以下の機関が政府系金融機関に該当する。
- 日本政策投資銀行DBJ
- 日本政策金融公庫JFC
- 国際協力銀行JBIC
- 商工組合中央金庫
- 沖縄振興開発金融公庫
- 独立行政法人住宅金融支援機構
- 独立行政法人奄美群島振興開発基金
- 独立行政法人福祉医療機構
- 民間金融機関とは異なる使命感や格式があり、就職活動においては安定した人気を維持している。
- 給料よりも社会的地位を重視した人に人気である。
- 特に1~4までの金融機関が人気である。
リテール営業がなく、国の事業支援という何と無くかっこよさげなテーマがあり、お金には変えられない魅力がある。
- 「政府系金融機関」という聞こえはいいが、待遇に関しては公務員ベースであり、完全な庶民である。下手すると一流大学の平均値以下である。
- いかにも就活生が好みそうな「政府系」「政策」といったワードがちりばめられており、過大評価をされている業界の一つである。
- 総合商社やMBB辺りとも併願され、総合商社を蹴ってJBICに行く人もいる。
- 格付けとしては以下の通りになる。
JBIC>DBJ>>JFC>商工中金
給料 †
- 社会的地位はメガバンクよりも高いが、平均的な給料は劣る。ただし、DBJは高い。
DBJ †
- 年功序列だが若いうちの上昇率はいい。
- 28歳750万円
- 医療費1割負担、住宅手当4万円、勉強補助80万円
- 30歳1000万円以上
- 35歳1300万円程度
- 40歳1600万円
JFC †
- 1年目300万円
- 25歳400万円
- 30歳600万円
- 35歳750万円
- 40歳1000万円
- 47歳1250万円
- 52歳1400万円
- 退職金は3000万円以上
- 社宅は1万円程度で利用可能
JBIC †
- 少数精鋭であり年次を重ねるだけで出世ができる。半数は部長に昇格する。
- 1年目300万円
- 4年目600万円
- 8年目800万円
- 15年目1200万円
- 25年目1500万円
- 途上国への駐在となれば可分所得は大きく上がる。
- 管理職以降の給料は頭打ちとなる。
- 民間金融機関よりも少し少ない。政府系金融機関の中では高い。
農林中金 †
- 総合商社などの高給企業と比較すると安いが、借り上げ社宅制度も考慮すると+200万円程度の生活水準となる。
- 30代で大きく伸びる。
- 3年目500万円
- 30歳900万円
- 32歳1000万円
- 35歳1200万円
- 部長は2000万円以上
- 社食が1食130円
- 住宅補助は単身35000円、扶養あり70000円
- 30歳900万円
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