資格と職業の平均年収

職業

概要

レンジ1000~1199万円
手取り731~865万円
月額手取り60.9~72.1万円
手取り率73.1~72.1%
存在人数給与所得者:70.12万人
申告納税者:14.81万人
  • 給与所得者において、1000~1500万円のレンジには175.3万人が存在する。よって、1000~1199=175.3 x 200/500 = 70.12万人となる。
  • 申告納税者においては、148,056(1000~1200)人となる。

解説

  • 世間一般でいう「高給」の目安である、1000万円以上の給与所得者である。
  • 1000万円以上稼ぐ人は給与所得者だけ見ても230万人以上存在し、男性の7%、全体の4.5%存在する。ただ、この数字は非正規雇用者や20代60代を含めた割合なので、働き盛りの30~40代の男性に限れば割合はもっと高くなる。
  • そのイメージほど難しい数値ではない。
  • 年収別手取り金額では、年収1000万円は手取り731万円となる。月61万円の手取り額となり、家賃光熱費食費を引くと40万円切ると思われる。
  • 非常に多くの企業群がこのゾーンに位置する。一流大学卒の平均やや上のラインである。
  • 婚活でこのゾーンを狙う女性は多い。上述のように、1000万円以上は全男性の7%である。が、アラサーという制限が付くと1%程度になるか(参考:2019年年齢別賃金分布)とはいえ、独身男性の年収分布ではアラサーでも5%以上が1000万円以上であり、コミュニティ次第では効率よく出会える。平凡な女性ならば7~10歳上をターゲットとすればこのレンジの男性とも成婚も可能である。

職業

公認会計士

  • 最難関資格群である。
  • 40歳過ぎで1000~1300万円といったところ。
  • キャリアパスが監査法人一本ではないため、企業の雇われ会計士兼コンサルという立ち位置で渡り歩いていけば1500万円を超えるであろうが、やはり少数派である。

アクチュアリー

  • アクチュアリー自体が独立した給与体系ではないが、資格取得者であれば大体このレンジにいるであろうという推測である。
  • 資格取得者は大手金融機関に勤めている方が多く、42歳では1000万円超えであろう。

歯科医師

  • なぜかワーキングプアと誤情報を流されている職種である。
  • そもそも日給5万円以上の求人がわんさかあるのにワーキングプアなわけはない。
  • 年収は医師の半分である。
  • 週4日年収800~1000万円を基本とし、アルバイト+週1日250万円、週2日500万円となる。
  • 医師と比較すると自由診療の敷居が低く、自由診療のクリニックであれば月給200万円以上も十分可能である。ただ、ボリュームゾーンとして本ページのレンジが多いため、ここに記載させていただいた。
  • ワーキングプアには程遠く、普通に稼げる資格である。また、開業という切り札も持っている。

大学病院医師

  • 市中病院医師では年収2500万円を狙えるが、大学病院医師の場合はベースが週4日450万円となるため、そこに週2日アルバイト1000万円を入れたとしても1500万円を超えない。
  • 大学病院医師の場合は週6日働くことが当たり前になっているため、ベース給料が低くても、意地でも週2日アルバイトして生活費を稼いでいる。

全国紙

  • キー局や出版社と比較すると見劣りするが、マスコミの一角として何とか1000万円をキープしている。が、毎日新聞社はやや厳しいか。
  • これからさらに給料は減っていくと思われる。

医薬情報担当者

  • ブラックと言われていた2000年代以前でさえも、「これだけ楽してここまで稼げる仕事はない」とMR本人が発するほどの仕事であった。
  • 接待が禁止されるようになって、コスパはさらに上がり、全職業の中でも最高峰に位置するまでになった。
  • 武田、アステラスでは30代後半で1000万円を超え、それ以外の先発品メーカーでも40歳過ぎで1000万円を超えてしまう。
  • ただ、1300、1500と増えていくかというとそうではなく、1000万円ちょっとというところで打ち止めの人が多い。
  • MRの中でも先発品MR限定である。後発品メーカーの待遇は悪い。

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