概要

分類公務員
受験資格大学卒業
試験日程1次試験:6月下旬
2次試験:7月中旬
試験科目教養試験、専門試験、面接
対象政令指定都市
都道府県庁
東京特別区
年収ランク【11】600~799万円

解説

  • 地方公務員における大卒程度の都道府県・政令指定都市・特別区の職員採用試験の総称である。
    • これに対して、短大卒程度は地方中級、高卒程度は地方初級という。
  • そのため、「地方上級試験」というものがあるわけではない。
  • 合格するとその自治体の幹部候補生としての入職となる。
  • 難易度としては国家公務員一般職と比較されやすい。ただ、地方上級は自治体によって難易度が大きく変動するために単純比較は難しい。一般的には、上位都道府県が最高難易度であり、それに政令指定都市、特別区が続き、次に国家公務員一般職と下位県庁や政令指定都市と並ぶ。
  • 地方上級が難しい理由としては面接試験が挙げられる。最近増えてるのが一次の点数に関係なく面接点で合否判定をするリセット方式である。リセット方式を取らなくとも、面接の配点がかなり高くなっている自治体が増えてきており、国家に比べると地方は相当な人物重視になってきている。面接の内容も国家一般の人事院面接は質問も抽象的なので誤魔化せるが、地上はその自治体の政策などについて突っ込んだ質問をされたりするので、調べておかないとボロが出る。
  • 2022年現在においてもなお人気を維持している職種である。「大学1、2年生が就職したい企業・業種ランキング 3位「グーグル」、2位「国家公務員」、1位「地方公務員」」

試験

  • 試験は、筆記試験と面接試験に分けられる。
  • 筆記試験は、教養科目と専門科目に分かれる。
    • 専門科目は、法律系、経済系、行政系の科目がほぼ均等に出題されます。
  • 面接試験は、個人面接+集団討論など、各自治体により形式は様々である。

地位

  • 地方都市では給与所得者の中では上位に位置する。給料の額自体は地方の平均やや上のレベルではあるが、「安定性」という点で人気があり、地方の婚活では「市役所職員」を希望する人も多い。
  • 地方都市では名の知れた大企業と肩を並べる。ただ、トヨタ自動車といった日本のトップ企業には太刀打ちできない。

給料

地方公務員上級職の給料

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