不動産鑑定士 - 資格と職業と年収

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概要
解説
試験
実務修習
合格基準点
志願者数と合格率
- 短答式論文式
- 修了考査
平均点
- 短答
- 論文
免除
給料
コメント

概要 †

認定開始
受験資格	なし
管轄	国土交通省
試験期間	出願：3月筆記：5月合格：6月
形式	五肢択一マーク式論述式
受験料	13,000円
合格率	短答：30% 論文：15% 修了：80%
分類
勉強時間	4000時間
人数	8,268名（2019年）
年収ランク	【10】800～999万円
HP	こちら

解説 †

不動産鑑定士とは、不動産の経済的価値を評価し、土地の有効活用のコンサルティング業に関わる不動産の専門家である。
司法試験、公認会計士試験と並んで文系3大難関資格となっている。
ステータスはそこそこ高いが、年収は低い。
国の依頼で鑑定をすることが多いだけあって、同難易度の司法書士と比較すると独立開業してもそのルートが確保できるかどうかの不安定さがある。鑑定評価は国とか公共団体、信託銀行などしか使わないため、売買なら相場評価で十分である。
現在士業の大部分が増員しているなか不動産鑑定士は長期的な減員を行っている。

試験 †

2006年から受験資格が撤廃されている。
短答式、論文式試験からなる2段階選抜方式である。

形式	科目	日	時間	問題	配点
短答式	行政法規	1	10：00～12：00	40	100
短答式	鑑定理論	1	13：30～15：30	40	100
論文式	民法	1	10：00～12：00
	経済学	1	13：30～15：30
	会計学	2	10：00～12：00
	鑑定理論・論文	2	13：30～15：30
	鑑定理論・論文	3	10：00～12：00
	鑑定理論・演習	3	13：30～15：30

実務修習 †

1年及び2年コースから選択する。
講義：16科目（Eラーニング）
基本演習：10日間の演習
実地演習：指導鑑定士のいる鑑定業者または指定大学機関で、全13類型の鑑定評価報告書を作成
修了考査：口述式、選択式、論文式

合格基準点 †

短答式7割
論文式6割が目安となる。

志願者数と合格率 †

短答式論文式 †

実施年	短答式				論文式
実施年	受験	合格	合格率	平均年齢	受験	合格	合格率	平均年齢
2021	1,709名	621名	36.30%	37.2歳	809名	135名	16.70%	34.6歳
2020	1,415名	468名	33.10%	38.0歳	764名	135名	17.70%	32.6歳
2019	1,767名	573名	32.40%	38.7歳	810名	121名	14.90%	34.3歳
2018	1,751名	584名	33.40%	38.3歳	789名	117名	14.80%	35.8歳
2017	1,613名	524名	32.50%	38.6歳	733名	106名	14.50%	32.8歳
2016	1,568名	511名	32.60%	37.8歳	708名	103名	14.50%	35.0歳
2015	1,473名	451名	30.60%	39.0歳	706名	100名	14.20%	35.3歳
2014	1,527名	461名	30.20%	39.3歳	745名	84名	11.30%	35.9歳
2013	1,827名	532名	29.10%	38.2歳	812名	98名	12.10%	34.6歳
2012	2,003名	616名	30.80%	36.7歳	910名	104名	11.40%	34.7歳
2011	2,171名	601名	27.70%	36.5歳	1,038名	117名	11.30%	32.1歳
2010	2,600名	705名	27.10%	35.8歳	1,130名	106名	9.40%	30.6歳
2009	2,835名	752名	26.50%	35.0歳	1,230名	124名	10.10%	32.9歳
2008	3,002人	678名	22.60%	34.7歳	1,308名	132名	10.10%	31.4歳
2007	3,519名	846名	24.00%	34.8歳	1,164名	120名	10.30%	29.9歳
2006	4,605名	1,106名	24.00%	33.3歳	912名	94名	10.30%	29.8歳

修了考査 †

年	受験	合格	合格率	合格者	合格者	合格者
年	受験	合格	合格率	平均年齢	最年少	最高齢
2021	145名	105名	72.40%	37.7歳	22歳	70歳
2020	143名	119名	83.20%	38.5歳	23歳	64歳
2019	125名	91名	72.80%	37.4歳	24歳	72歳
2018	121名	107名	88.40%	39.5歳	23歳	66歳
2017	122名	104名	82.50%	39.3歳	23歳	66歳
2016	114名	98名	86.00%	36.8歳	25歳	62歳
2015	148名	136名	91.90%	38.9歳	25歳	67歳
2014	146名	128名	87.70%	38.1歳	24歳	67歳
2013	176名	156名	88.60%	37.6歳	24歳	69歳
2012	233名	208名	89.30%	39.4歳	24歳	79歳
2011	279名	246名	88.20%	38.5歳	24歳	82歳
2010	226名	212名	93.80%	37.2歳	24歳	75歳
2009	300名	261名	87.00%	36.7歳	23歳	72歳
2008	329名	269名	81.80%	35.6歳	23歳	70歳

平均点 †

短答 †

年	満点	平均点	合格ライン
2020	200点	118点	133点
2019	200点	122点	140点
2018	200点	122点	138点
2017	200点	117点	135点
2016	200点	109点	128点
2015	200点	119点	140点

論文 †

年	満点	平均点	合格ライン
2020	600点	281点	380点
2019	600点	244点	353点
2018	600点	266点	376点
2017	600点	249点	347点
2016	600点	250点	348点
2015	600点	276点	378点

免除 †

司法試験合格者の民法
公認会計士試験の会計学、民法または経済学

給料 †

不動産鑑定士の給料

コメント †

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