概要

分類民間資格
分野建築・不動産系の資格
管轄インテリア産業協会
試験日程年1回
試験内容筆記(10月)→論文(12月)
試験会場全国12会場
受験料14,850円
HPhttps://www.interior.or.jp/

解説

  • インテリアコーディネーターは、 依頼者にとって快適な住空間を作るために適切な提言・助言を行う当協会が資格認定する専門職である。
  • インテリアコーディネーターとして活動するためには資格は必要ない。しかし、実際には、構造や法規といった建築に関する知識、電気や水道などの配線・配管に関する知識、内部造作の納まりに関する現場知識、インテリアアイテムに関する各商品の知識、提案内容をクライアントに分かりやすく伝える図面やパースを作成するスキルなどが必要となる。そういった知識を身に着けた証として「インテリアコーディネーター」の資格がある。
  • 資格自体は民間資格となる。
  • 民間資格ではあるが、毎年の出願者は1万人程度であり、ストレート合格率は20%を切るなど本格的な資格となっている。
  • 対象とする空間は住宅が多いが、オフィスや店舗、医療機関のコーディネートも行う。
  • インテリアコーディネーターの就職先は、ハウスメーカーや工務店、設計事務所である。

試験

学科

  • 事前説明 12:15~12:30(15分)
  • 実施時間 12:30~15:10(160分)
  • マーク式
  • 1次試験の合格は3年間有効である。

内容

  1. インテリアコーディネーターの誕生とその背景に関すること
  2. インテリアコーディネーターの仕事に関すること
  3. インテリアの歴史に関すること
  4. インテリアコーディネーションの計画に関すること
  5. インテリアエレメント・関連エレメントに関すること
  6. インテリアの構造・構法と仕上げに関すること
  7. 環境と設備に関すること
  8. インテリアコーディネーションの表現に関すること
  9. インテリア関連の法規、規格、制度に関すること

二次試験

  • プレゼンテーション
    インテリアの基礎知識をもとに、住まいなどのインテリアに関する与えられた課題について、与条件を理解した上でインテリア計画を⾏い、図⾯作成や着彩により必要な情報を分かりやすく表現し、伝達できる能⼒を有していること。
  • 論文
    住まいなどのインテリアに関する与えられた課題について、インテリアコーディネーターとして、これを理解し、判断した上で、的確な解答を⽂章で明瞭に表現できる能⼒を有していること。

合格率

1次試験2次試験
申込者受験者合格者合格率(%)受験者合格者合格率(%)
2022
202111,1719,6403,16632.83,9512,33459.1
202090417908269334.13526204558.0
201996066992242834.73292189657.6
201898798542276632.43620213559.0
201794078202254131.03417193156.5
201696888328256030.73405205560.4
2015103238927260329.23417206360.4
  • 1次試験30%、2次試験60%の合格率である。

給料

  • 勤務先の給与体系によるが、インテリアコーディネーターの勤務先はハウスメーカー屋工務店であり、平均値以下のところが多い。
  • 賃金センサスでも統計を取られているようであるが、概ね350~450万円に収束している。
  • 微々たる資格手当か資格手当なしかといったところだ。

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